24時間換気システムって何?

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外断熱マンションや高断熱住宅の普及により住宅の高気密化が推進された今から20年ほど前、シックハウス症候群と呼ばれる体調不良が取りざたされるようになりました。そこで2003年7月に改正建築基準法が施行され、全ての建造物に設置が義務付けられたのが24時間換気システムです。

 このシステムは洗面所やトイレなど臭気や湿気の発生する場所にある換気扇を常時運転することにより、リビングや居間に設置された給気口から新鮮外気を取り込み、家全体の空気を循環させることを目的にしています。建築基準法ではその性能を、1時間で部屋全体の空気の半分以上が入れ替わる能力が必要と定めています。

 冬本番を迎えるこれからの季節、24時間換気をしていると部屋が寒く感じる等の理由で、運転を止めてしまいたいと感じるかもしれませんが、24時間換気システムにはシックハウス対策だけでなく、冬場の結露や結露によるカビの発生を防止する優れた効果があることも忘れないでください。

 換気が少し寒く感じるときは、給気口の開度を絞るなどして換気量を調整して我が家での快適な生活をお楽しみください。 

24時間換気で乾燥して喉が痛い

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アイプラン

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